山小屋カレー 三重県*野

テレビのメモ

佐々木正一さん
佐々木

93さい91さいのおじいさんとおばあさんがふたりで七十年近く人里はなれた山小屋に住んでいる。
たまに訪れるお客さんをふたりでもてなす。
カレーは春江さんのこだわり。全てが思いどおりにならないと気がすまない。手伝ってくれるお客さんにも口を出す。

耳も遠くて、ワンレスポンスができないふたり。
朝、おにぎりをつくるのは正一さんの仕事。春江さんは口をださない。それが山小屋のきまり
テレビは音を消してみるのが春江さん

働き者で真面目なまさいちさん。がんこで口が達者な春江さん

ここは御在所山の家


正一さんは週に一度歩いて街に買い物にいく。歩いて一時間。おともは近所の犬のコロ。電車に乗って二時間。20kmはなれたスーパーに買いにいきます
麓にもスーパーはあるけど昔から店はかえません。一度決めた店は変えません
六時間かけてのお買い物
今日は春江さんがおでかけ。美容院で髪を整えて洋服をおかいもの。昔はいつもオーダーメイドでした

しらないあいだにとしをかさねものはどんどんふるくなりあたらしいものはなにもないけれどみかしかわらないせいかつがいまもつづいています

御在所岳に秋の風か吹き始めました


やまのいえのふかいあきふもとよらもずつと

明日どうなるかわからんといいながら今日もお客さんをむかえます

人のは飲まないといいながら自分は三日にわけてビールをのみます

インスタントだしのもてみりんソースを入れて煮込みます。最後に片栗粉をいれてさらに煮込みます。スパイスは春江さんの小言。もりつけはすべてお客さんの仕事。

いつもふたりきりだった静かな家は

人間は自分で働ける内に働くのはあたりまえ
それを子供に養ってもらうというのは年寄りの贅沢
世話になるということを考えるのが間違っている
働き者の正一さん、今日はベットの修理。

1日十五分だけの昼寝。これが健康法だとか

コロは正一さんと山の家のことがなにかと気掛かりのようで、、、

製作 CBC