読谷村の未来像を知る5 読谷村の文化活動について
はじめに(照屋さん)
- 今も基地のために読谷に帰れない人たちがいる。石川とか。
- FBIS*1の問題で電気がつけられなかったりした。
- 宇座も今だにもとの宇座に帰れない
講師 長浜真勇さん(読谷村歴史資料館館長)
■ 民人を護り(護) 国の府を佐ける(佐) 大名(丸) ■
- 高志保は13祝いがなくて、15祝いがある
- 元服?
- 護佐丸は座喜味城・中城の二つの世界をつくった男
- 自分達がこの文化を受け継いで、どう後世に引き継いでいくかを考える。文化構築を考える。
● 芸術は感性を育てる!
### 2.読谷村全体が舞台・展示場である
### 3.伝統の中にはキラリと光る創造の芽がある
### 4.交流によって文化は発展する
- 城の使われ方
Q&A 意見
- 今まで、文化等には無関心だったが、リタイアしてみて文化に触れる機会をもって、体力・資金・時間をふくめて、自分が継続できる何かを持つことが大事と思いました。(T・Oさん)
- 文化と経済は不離一体の関係にあると思う(長浜さん)
- 継続という事に関して。最近吉屋チルーの歌碑を建てた。この碑を建てるまでに8年かかった。8年前にシンポジウムを開いた。その前には調査や研究もある。シンポジウムの報告書を作り、5周年記念「ゆしやちるぅ」を開いて、歌碑をたてた。全てが史劇「護佐丸」になった。根気よく継続したから実現し、後世に吉屋チルーというひとの歌碑を残せた。(長浜さん)
- 地域を活性化するには、社会が成熟すればするほど文化が大事になる。(Kさん)
- 読谷はリーフが発達している。近代に入って、宇座の石切り場の石は貴重な資源となっている
- 沖縄の文化がゆるいできていないだろうか?と思うことがある。例えばお盆の行事であったエイサーが年中あちらこちらで行われている。レジャー的な扱いになっている体験交流などについて同思いますか?(Hさん)
- エイサーを通じてあちこちで交流している。エイサーはお呼びでない精霊を追い払う効果もある。きちんと、エイサーをやることがどういうことか?という事をすみ分けて意識してやる事が大事だと思う。もちろん、お盆にエイサーをやらずに他でエイサーをやるとなった場合はおかしいと思う。(長浜さん)
- 基本を忘れずに文化を伝えるのは大切だと思う。(?さん)
- 本質論が問われだすことによって、広がったエイサーがまとめあがるのでは?(T・Oさん)
- 裾野を広げて山を高くする*5
- 地域で伝統行事をやる時は、その時の型やスタイル、精神的ありようを意識するように言うようにしている。今度のIDB総会みたいなときには、イベントの目的にそってやりましょうというふうに言っています(長浜さん)
- 行政と文化センターに、文化村カルチャーパークの整備について、あとはこれをどう結びつける社会資本をつくって欲しい(?さん)
- 城と残波や長浜の港と渡口の港を社会資本としてどう結びつけていくかは考えるところである。(長浜さん)
感想
- 言葉と文字が一体となった方だった
- 内容が今までで一番よかった
- いろいろ実践された方だからだろうな
- 知識というか体にしみついた経験をじっくりと伺えたって感じかもしれない
- こういう人は久しぶりだなぁ