人の苦言を喜んで受けましょう
●受身
Gさんは相田みつをさんの「受身」という額装の前で、足がとまりました。
人生は柔道と同じく、基本は受身だというのです。
投げ飛ばされたり、人前にたたきつけられたりしたとき、無様な姿をさらけ出す練習だというのです。
しかしその受身の姿は、美しくなければなりません。叱られたり、苦情を言われたり、理不尽な責任を自分に負わされるのが職場です。
そのようなとき、見事な受身ができる人を目指すことで、その人の命の根が大きくなるいいます。
カッコよく勝つよりも、無様に投げられたときに美しい受身が取れる人間を私たちは目指したいものです。
そういえば柔道のなかでも受身の練習が一番好きだったし、
受身のおかげで点数がアップしたことをふと思い出した。
「無様になるとわかっていて、あえて美しく無様を受身する」
思わず「はっ」とした。
いつか「みてくれ」という記事を書いたが、まさしくそうだ。
すこし弱ったときについついカッコを考えてしまう。
そうじゃないんだ、いさぎよく無様を受入れ、美しい姿で受身をとる。
がんばろう