唐尺秘伝物語

2005.12.9 vol.10 かふう より

  • 文 中本清
  • 琉球建築の大切な寸法
  • 「唐尺(からじゃく)」
  • 寸法そのものに吉凶の意味がある
    • 長さが42.9センチ
    • これを八等分しそれぞれ財、病、離、義、官、却、害、本と刻む
    • これを陽尺と呼ぶ
    • 一般住居の建築寸法につかう
    • 長さが38.8センチ
    • これを丁、害、旺、苦、義、官、死、興、失、財と十等分すると陰尺
    • 墓や仏壇の寸法となる
  • 法隆寺の建築にも用いられた
  • 台湾では魯般(ろーはん)尺と呼ぶ