【夢と現実行動】

「あんた、言ってることと、やっていることが違うやん!」

壮大な夢を語るのに、現実の行動は全く違うことをしている。

【言行不一致】だ。

それでは、

いつまで経っても夢は実現しない。

ストレスばかりたまる。

そんな私だった。

しかし

心理学の勉強をするようになって、

考えが変わってきた。


夢あるいは理想があるのに、

実際にやっている日々の行動は
夢を実現することと結びついていない。

自分だけでなく、私はビジョンアーティストという仕事がら

多くの方が

【夢と現実の行動】とのギャップに悩んでいることを

知っている。

そういう方々と接してきた。沢山たくさん。

今日は、このことをテーマにしよう。


【夢と現実の行動】とのギャップに悩む人には

いくつかの共通した「傾向」があることに気がついた。


こんな傾向だ。


それは

○いつも忙しい忙しいと言っている。

○遊びやレジャーや付き合いの予定や計画は、
 ビッシリ立て、実際に行うので忙しい。

○その場は楽しんでいるように見えるが、
 自分の本当の心を取り繕っているだけなので
 実際には本心は充たされていない。
 
 誰よりもそのことを自分が一番よく知っている。

○しかし本当にやりたいこと、やらないといけないことは、
 いつまでも後回し、引き延ばしをしている。

○いつも本当にやりたいこと、やらないといけないこと
 そのものではなく、

 2番手、3番手の周辺の近いことで誤魔化し、
 自己満足しているように装っているが、

 本当の自分の気持ちには蓋をし、嘘をついている。

○いつも逃避行動を、みずから選んでいる。

○だから常にフラストレーションを抱えている。

○本当は本来やらないといけないことを内心では知っている。

○だから常にストレスがたまっている。

○ストレスが原因で病気がち。

○何か間違ってますよと体が悲鳴を上げ、反応している。

○いつも、どこかの体の箇所が痛かったり悪いと言っている。

○本人が、一番しんどい。

○精神的にしんどくなっている。

○常に否定的なことばを話すので、周囲の人も暗くなり、
 だんだんと、その人を敬遠するようになり離れていく。

○タテマエの顔ではプラス思考を他人に説くが、
 実際の本人はネガティブな波動を周囲にまき散らしている。

○しんどいので病院や治療院によく行っている。

○しかし、病院では、どこも悪くありませんと言われる。

○しかし、本人にとっては深刻な状況だ。

○常に自分以外の「外部に」解決の鍵を求めている。

○それを根本的に解決しようとは思っていない。

○どこかに逃げる口実をつくる。

○人には厳しいが、いつも自分には甘い。

○言い訳や理屈は、すごく達者で上手い。

○ビジネス書や自己啓発、心理学、精神世界などの
 書籍はよく読むが、実際には行動しない。

セミナーや講演会などによく行き一時の安心を得る。

 しかし自分では実生活に応用しない。


○さまざまな勉強を行い、知識や情報に溢れているが、

 頭の中がごちゃごちゃで整理がなされておらず、

 ずっと本当の自分の心は充たされていない。


○外部の講師の話や書籍での知識を人へ説明したり

 外部の人を売り込むのは驚くほど上手いが、

 本人は実生活では使っていない。

 人には言うが自分が実際にやっていないので、
 説得力に欠ける。

 具体的に人からつっこまれると返答に困り、
 内心ではビクビクしている。

 だからいつも自分は嘘をついているという
 良心の呵責に耐えかねている。

○いつも何かに頼っていたい。

○いつも人から「与えられるのを」待っている。

○答えを外部の人に聞き回り、一時の安心を得るが、

 それでも自分で一番大事なことを考えたり行動はしない。

 そして、また別の人に聞き回る。

 でも自分で考えないので納得いく答えが得られない。

 そして、またまた別の人に聞き回る。

 これを何年もずっと繰り返している。


○年がら年中、とっかえひっかえメンターや人生の師匠、
 先生を、いつもいつも探している。
 すぐにファンになり、オッカケをしている。

 しかし、いつも、どの先生にも違和感を憶えてしまう。

○本当に自分のことを思い、耳の痛い忠告を与えてくれる
 人を避けるようになる。

○いつも自分がやらない理由を、誰かのせいにしたい。

○いつも自分を正当化する理由を考えている。

○つねに言い訳の言葉を考えている。

○自分が充たされておらず
 不平、不満の心でくすぶっているので、
 人の批判や非難をすぐにしてしまう。

○「慎重」を飛び越え、「臆病」だ。

○常に不安感と恐怖感にさいなまれている。

○他人には虚勢をはっているが、実際には自分に自信がない。

○常に自分の本来やるべきことから、
 遠く離れた行動を選んでいる。

○何かあると、他人や過去や環境のせいにする。

○だから、いつも、内心ではイライラしている。

○よくキャンセルをしたり時間の変更をしたり遅刻する。

○何よりも本人が一番ほんとうにしんどい。

○悪循環のサークルに、どっぷり浸かってしまっている。

○「ぬるま湯」の快適ゾーンに入っている。

○「どうせ」という言葉をよく使うようになる。

○他人のことは腰が軽いのに、自分のことになると
 とたんに、お尻に根が生えているくらい腰が重い。

○自分の気持ちに嘘をついている。